ブッククラブ:心底ハッピーになるには

勝手にブッククラブ。。。引き続きドナ・ファーリの “Bringing Yoga to Life”から。。。

チャプター2“Motivation: What Brings Us to This Moment?”


私個人的には最初ヨガをプラクティスしようとモチベーションを感じた理由は単純にストレッチしたり体を動かしたりするのが気持ちよかったから。

それと同じように「痩せたい」「腰痛を治したい」「ストレス軽減のため」とモチベーションを感じる理由はいろいろある。

でもどのモチベーションにも共通していることはその理由の理由をたどれば、結局私たち人間は「ハッピーになりたい」というモチベーションでほとんど、もしくは全ての行動を起こしているとDonnaは言う。

しかし、

“While some of our attempts to grasp happiness may be noble in themselves, we find that however successful we become in our career, however impressively we sculpt our physique, and whatever possessions we manage to procure, they can give us only temporary respite from our inner yearning.”

「ハッピーになるための試みを行うものの、どんなに仕事が成功しても、自慢できるような体型になっても、あらゆるものを購入しても、それから得た満足感は一時的なものだ」

今まで「これがあればハッピーになれる。こういう自分になれば満足できる」と外から得たもの、もしくは常に変化が起きているものに満足感を得ようとしてもそれは成功しない。

“The practice of Yoga helps us connect with the part of ourselves that is always virgin and untouched: the place within us that can never  be damaged.”

「ヨガプラクティスは私たちの内にある純粋そして無変であり、一切ダメージを受けることのない部分にコネクトする手助けをしてくれる。」

このコネクションを感じることがいわゆる「ハッピー」を感じることならば多分今まで自分が想像していたような「ハッピー」とは違う「ハッピー」を求め、受け入れる必要があるんだと思う。

外から得た刺激による満足感やhappyではなくて日常生活で普段無視しがちな普通のものや瞬間に隠れている些細なのに感動するようなhappyがDonnaが説明しているような「本当のハッピー」なんだと思う。

気持ち良い風を肌に感じた瞬間や美しい星空を見上げた瞬間や自分の呼吸を意識して人間の体のミラクルさに気づいた瞬間とか。。。

“Yoga is a technology for removing the illusory veil that stands between us and the animating force of life. Time tested over centuries, it is an empirically grounded practice that meticulously prepares us to live in the full awareness and enjoyment of our divine birthright. Transcendence, lightness of being, freedom, and happiness are not things that we can attain; they are what we become and are. It is what we have always been and what we will always be.”

 

 

勝手にブッククラブ開始

本って素晴らしい。私はデジタルやオーディオより実際本を手に取って読むのが大好き。私の脳みそは情報をプロセスするのに時間がかかるから文章を読んでは「ん?どう意味だ?」ともう一回読んだり、深い文章を読んだあとは脳みそに染み込ませる時間が必要で、感動したり覚えておきたい文章をハイライトするのも大好き。

美味しかったレストランを人にオススメしたくなるのと一緒で、感動した本は人に紹介したくなる。だから勝手に一人ブッククラブをここで始めることにした。

一冊目は私の大好きなヨガ本であり何度も読み返して全ページhighlightしてあるくらいの

ドナ・ファーリ
“Bringing Yoga to Life ~ The everyday practice of Enlightened Living” 

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ヨガのモチベーションが落ちたときにインスピレーションをもらう為に私が読む本。

3つのパートに別れていてパート1は”Coming Home”という題材。直訳すると「家に帰る」って意味だけどここでの「帰る場所」は「自分」もしくは「自分の体」。

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Donnaは最初のチャプター”We Begin Here”で何故ヨガをプラクティスするのか、を説明して「ヨガをプラクィスしたい!!」という気持ちに(私を)させてくれる。(以下にいくつか私の勝手な意訳でリストします)

どんな過去があろうとどんな自滅的行動をしている、もしくはしたことがある人でも日々のヨガプラクティスで自分が生まれ持った「良さ」に気づき、周りの存在の「良さ」にも気づくことができる。そして真の自分がどういう人なのか再認識することによって周りの存在との真のコネクション(つながり)を経験することができる。このコネクション(つながり)こそがヨガの中心(全て)なのだ。

No matter who we are of how long we have been entrenched in self-defeating behaviors, through daily Yoga practice we can become present to our own fundamental goodness and the goodness of others. Rediscovering who we really are at our core opens the way to experiencing our most basic level of connection with others. This connectedness lies at the heart of the practice called Yoga.

ヨガを真剣に、入念に、持続してプラクティスすれば誰でも落ち着きを持ち、ハッピーそして自由な気持ちになることができる。

What Yoga does promise is that through sincere, skillful, and consistent practice, anyone can become peaceful, happy, and free.

自分の考え方や行動に制限されてしまっているような人はヨガのプラクティスによって解放されることができる。

Anyone who has the intention to break through self-limiting and self-immobilizing thoughts and behaviors can and will find freedom through this practice.

人生に対して楽な気持ちを覚え始め、あらゆる変化に対しての柔軟性を持ち始める。新なるバイタリティーと鮮明さを経験し、それが家庭、仕事、そして世での関係に影響を持ち始める。

You start to feel a sense of ease with life, and you feel more able to adapt to change. You experience a new vitality and clarity that affect your relationship at home, at work, and in the world.

ヨガの動きやポーズをプラクテイスすることによって体に蓄積したストレスや緊張感を解放し、体の感覚が研ぎ澄まされ、体が敏感であると共に強くあり、変化に対応できるようになる。同時に私たちが生まれ持った呼吸のリズムと体の能力の関係を再認識する。

Through the practice of postures we release pent-up tensions that have accumulated in our body, and we further refine our physical senses so that we become sensitive, adaptive, and resilient. Simultaneously, we reacquaint ourselves with the cyclic nature of our breath and its relationship to the sensate wisdom of our body.

私が同感、感動した箇所を紹介したら長〜〜〜〜くなってしまうのでこれくらいにしておく。でもこれを読んで少しでもヨガのプラクティスへのモチベーションがアップすればいいなぁと思う。

この最初の章でDonnaが伝えようとしているのはヨガは「誰でも」プラクティスできるものであり、プラクティスする理由は決して目に見えるようなものを手に入れるためではないということ。

ヨガをプラクティスすると人生が突然ハッピーなことばかりになるわけではなく、上下する波を乗るサーファーのように人生の盛衰を逆らわないようになるということ。
“like a surfer out on the ocean swell, we start to align ourselves with the ebb and flow of  life rather than fight with it.”

そして体の動き、呼吸の行き来、人生の盛衰の背景には常に静寂があり、それにコネクトすることがヨガの経験なのだ。
“Gradually we begin to recognize that in between the ups and downs and the coming and going, there is a matrix of stillness that is the backdrop of all phenomena.

最後に、Donnaはこの本はヨガを通して超人的な技を得る方法などではなくて、日常生活で活用できることを紹介していき、ヨガを通して親切心と思いやりを持って生活していけるようになるのが目的でこの本を書いたと言っている。そして読者のみんながHOMEに帰ることができますように、と。
“The focus of this book is not on enlightenment as a means to transcendence, but as “enlightened everyday living.” I welcome you into the sacred science, art, and practice of Yoga. May your practice bring you home.”

 

Part 1: Coming Home  の第2章 Motivation: What Brings Us to This Moment?はまた次回!

 

歯間のほうれん草

両親は父の仕事の関係で夫婦生活ほとんどが海外生活であったが、今となっては父が生まれ育った岡山に住んでいる。しかも岡山のおじいちゃんおばあちゃんが住んでいた家に今は住んでいるので、未だにあの家に行くと幼い頃の思い出が蘇りおじいちゃんおばあちゃんの存在を感じる。

岡山に行くと楽しみにしているのがカフェ巡り。両親が住んでいる家から歩いて行ける距離にたくさんカフェがある。今回も両親オススメの Team Room Camellia に母親と行って楽しい美味しい時間を過ごした。

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そんなときに私が母に「私は頑固な人にだけはなりたくないなぁ。年取れば取るほどフレキシブルな頭にしていきたい」と言ったら、母が「ふっ」と薄い笑みを浮かべながら鼻で笑った。 「な、なに?」と聞くと母はまたニヤ〜っとしながら「Yveeは結構頑固なところがあるわよ〜」と言った。 それを聞いて私はすかさず「私は頑固じゃないよっ!!!!!」と頑固に否定した。そして頑固に否定したからその会話はそこで終わった。

でもその母の一言が何故かロサンゼルスに帰ってきてからも私の脳みその中で何度もこだましていた。そして「いやいや、だって私は昔からマインドの勉強をして自分の固定概念を崩していく練習をしているから頑固なわけがない」とまた頭の中で否定していた。

自分のことって自分が一番分かりにくい。

私の大好きなヨガ本である Donna Farhiの “Bringing Yoga to Life” でも最後のチャプターが “Blind Spot”(盲点)という題名で、車を運転しているとき隣の車が近くにいるとサイドミラーを見ても見えないのと一緒で自分というのは近すぎてなかなか見ることができないことについて書いている。

そして親しい人だからこそ自分のBLIND SPOTを教えてくれると。。。。しかもきっとそのBLIND SPOTが本当だったりすると人ってのは実は心の奥のお〜くでは分かっているからこそその現実をすごく否定する傾向があると思う(まさに私が母の言うことを思いっきり否定したように)。

だから「もしかして私は頑固なところがあるのかも」という可能性を少し頭にインプットしてみると結構「ハッ」と思える点が見えてきたりした。そして実は結構頑固な自分にショックを受けることはなく、そんな自分に少しでも気づけたことが嬉しく母に感謝した。

何故なら気づかなければ何も変わらないけど、自分で気付けばそんな自分のままでいたいのかいたくないのか自分で決めて変えていくことができると思うから。

そろそろ母に電話でもして「教えてくれてありがとう」と言おうと思っている。

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From “Bringing Yoga to Life” by Donna Farhi

“A friend who can tell us we have spinach between our teeth is a friend who should be rewarded with our thanks rather than our defense. Whether someone tells us, or we manage to see our blind spots on our own, it’s imperative to just allow ourselves to be with this revelation. We can create the necessary distance for seeing clearly by spending time with this information instead of reacting in the moment.”

「歯にほうれん草がはさまっているよ」と友人が教えてくれたら否定せずに感謝しよう。自分の盲点を人に指摘してもらったから気付こうと自分で気づくことができたとしても、大切なのはこの「発見」とちょっと時間を過ごすことだ。すぐ反応や反撃せずに時間を過ごすことによって少し距離を置いてもう少し自分の盲点を客観的に見ることができる。」

ドナ・ファーリの「Bringing Yoga to Life」本から