変人じゃなきゃ変

父の駐在で家族全員アメリカに住んでいた頃両親は私たちを現地校に通わせ、毎週土曜日だけ日本語の補習校に行っていた。

通っていた現地校はその頃アジア人がほとんどいなかったんだけど、幼い私は「自分が日本人でみんなと違う」ということをそんなに深く意識した覚えは無かった。

それでもどこかで周りの子供達と少しでも「変わっている」という事実を避けたい気持ちがあり確かサンリオのキキララちゃんがついた自転車を乗っていたらバカにされ、それ以来その自転車は絶対乗らないようにしたり、お母さんが作った日本食お弁当なんて絶対ゼッタイ学校になんて持って行きたくなかった。

私だけ土曜日に日本人学校に行かなきゃいけないこともとにかくすっごくイヤで大大大嫌いだった。

それが12歳の夏に今度は日本に引っ越したらまた自分が周りの生徒と溶け込め無い「異人」な気分になり、それがイヤで一生懸命日本の文化に最初は溶け込もうとし、日本人の周りで英語を話したりするのをなるべく避けたりしていた。

何故か人間は「変わっている」というのを悪いことのように言ったり思ったりする。。。

幼いときはメガネをかけている、とか、髪型が変わっている、とか、太っている、とか少し「変わっている」という事実だけでいじめたりいじめられたりする。

大人になっても周りの人と違う意見を持っていたり、違う格好をしていたりすると「あの人変わっているよね」とコメントをする。私もそういうコメントをしたことが何度もある。

でも。。。

よく考えると変わってないほうが変なのでは???と思う。

こ〜〜〜〜〜〜〜んなにたくさんの人間がこの地球にいて一人として全く同じ顔、同じ指紋を持っている人がいないのに無理矢理同じ顔や同じ指紋にしようとしてるようなもの。

みんな「変人」なはずなのに目立た無いように「普通」にしようとするから自分らしさを押し殺すストレスが知ら無いうちに蓄積していたり、「自分は変人だ」と孤独な気分になる人が出てくると思う。

無理に「変人」になる必要はないけど、自分が生まれ持った自分らしを押し殺さず、むしろその自分らしさをどんどん引き出していく「変人さ」はゼッタイ必要と思う。

私も小学校の頃からそれに気づいていたらなぁ、と思うけどこの年になってもbetter late than never!よくOprahが言うように “When you know better, you do better.”

私はどんな「変人」なのかどんどん気づいていこうと思う❤︎

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